個人が認知度を獲得していくにあたり、「二つ名」的なものが必要な理由
こんにちは、藤本(@Kentaro_Fujimo)と申します。
このエントリは、ヨッピーさん著「明日クビになっても大丈夫!」の紹介連載エントリ第7回です。
ただ、それぞれのエントリは完全に独立しているので、このエントリだけでも十二分に楽しめます。
もちろん、他のエントリだけでも十三分に楽しめます。他のエントリも載せておくので、気になるテーマがあったら読んでみてください!
第1回 数字を報告するだけの会議ならさっさと撤廃したほうがいい
第2回 会社員が満員電車に揺られながら通勤するのは「お金」のためじゃない
第3回 スターは自身の「下積みの努力」を公にさらすべきなのか?
第4回 人はこれから、”人”で住む場所を選ぶようになる
第5回 ハチャメチャやってる人も実はみんな頭脳明晰で、多少なりともキャラを「演じている」部分がある
第6回 ブロガーやライターは「書くこと」自体を専門にしてしまうと、末路はだいたい「金太郎飴」になる
いやあ、「二つ名」っていいなって思います。
「二つ名」の重要性
二つ名というか、別に名前である必要はないんですけど、
その人自身と何か強烈に結びつくものがある人は、すごく人気や知名度獲得に際しては有利です。
僕はヨッピーさん(@yoppymodel)というと、記事冒頭の「こんにちは。ヨッピーです」という文言と少しふてくされた表情がパッと頭に思い浮かびます。
これに関しては、実はヨッピーさん、意図的にやっていたようです。
僕が自分が書く記事は必ず「こんにちは。ヨッピーです」という出だしではじまり、自分の顔写真を入れることにしている。
自分の写真を毎回載せていると「ヨッピーさん太ったね」などと僕の体重の増減にまで気を配ってくれる人が現れるのは完全に大きなお世話だし、
おまけに「汚いオッサンの顔なんて見たくない」なんて暴言を書き込まれたりするのだけど、
これは「この記事は俺の作品だぞ」と言うのを知らしめる意図もあっ続けているのである。
こういう特徴的な「何か」があると、すごく覚えてもらいやすいです。メディアで取り上げられる時や、ファンに真似してもらうときなんかも、そういう「何か」が確立されているとPRが楽になります。
ちきりんさんの「二つ名」的なもの
ちきりんさん(@InsideCHIKIRIN)が、ブログの最後に絶対につけている「そんじゃーね」も、意図的にやっているにやっているようです。
ブログの人気が出てきて、誰かが自分のブログを紹介したエントリの最後で「そんじゃーね」とやっているのを見て、「私は"そんじゃーね"をトレードマークにしよう!」と決めたと、『「自分メディア」はこう作る! 大人気ブログの超戦略的運営記」』で書かれていました。
その他の方の「二つ名」的なもの
あとはLINE田端さん(@tabbata)の「メディア野郎」、落合陽一さん(@ochyai)の「現代の魔法使い」とか、最高すぎます。
他に僕は結構YouTubeもよく見るんですけど、やっぱり挨拶に凝っている人は多いですね。
実際、やっぱり動画の最初で毎回お決まりの挨拶を見ると、こちら側も「おお始まった!」と気持ちが高まります。
視聴を習慣づけしたいYouTuberという職業柄、よりこういう「〜といえば」みたいなのが特に必要なのかもしれません。
他に考えられる「二つ名」の作り方
まあこれからはどんどん自分たちで新しい職業を作っていけるような時代になっていくので、そういうのでもいいですね。
今回はテーマで出落ちだったので、特に抽象化することもせずに具体例ばかりの、「僕もなにかいい二つ名を見つけたいなあ」という話でした。
第8回はコチラ↓
第1回 数字を報告するだけの会議ならさっさと撤廃したほうがいい
第2回 会社員が満員電車に揺られながら通勤するのは「お金」のためじゃない
第3回 スターは自身の「下積みの努力」を公にさらすべきなのか?
第4回 人はこれから、”人”で住む場所を選ぶようになる
第5回 ハチャメチャやってる人も実はみんな頭脳明晰で、多少なりともキャラを「演じている」部分がある
第6回 ブロガーやライターは「書くこと」自体を専門にしてしまうと、末路はだいたい「金太郎飴」になる
第7回 個人が認知度を獲得していくにあたり、「二つ名」的なものが必要な理由
第8回 「消費型」から「生産型」へ。趣味を発信することによる3つのメリット
第9回 メディア・クライアント・消費者の三方良しじゃないと、これからのスポンサードコンテンツは生き残れない
第10回 演者にとっての「神様」は誰か?そして誰から対価をもらうべきなのか?
第11回 会いたい人には会った方がいいのか?いや僕はそうは思わない
大人気ライター・ヨッピーさんの戦略、赤裸々に書かれてます↓
Kindle版↓
僕の普段のツイート↓
堀江さんはかねがね「これからは遊びが仕事になる」って言ってて、実際メルマガ読む限り堀江さん遊んでばっかのように見えるんだけど、じゃあなんでお金持ちなのかと言えば、すぐに「遊ぶ側」から「遊ばせる側」に回るから。徹底的に遊び込んで、すぐに役割を昇華させる。大事なのは「のめり込む」力。
— 藤本けんたろう (@Kentaro_Fujimo) 2017年11月30日
キュレーションブログもやってます↓