藤本の日記(@Kentaro_Fujimo)

自分をポケモンに例えるなら、メタモン。

スターは自身の「下積みの努力」を公にさらすべきなのか?

 

こんにちは、藤本(@Kentaro_Fujimo)と申します。

 

このエントリは、ヨッピーさん著「明日クビになっても大丈夫!」の紹介連載エントリ第3回です。

 

ただ、それぞれのエントリは完全に独立しているので、このエントリだけでも十二分に楽しめます。

 

もちろん、他のエントリだけでも十三分に楽しめます。他のエントリも載せておくので、気になるテーマがあったら読んでみてください!

 

  

今回、ヨッピーさんの本を読んで改めて思ったのは、「日本一数字を取れるライターにも1記事2000円というブラックな時代があった」という、超月並みなことです。


同じことをちきりんさんの本を読んでも思って、その時にも「下積み時代」に関するエントリを書きました。


結局、思うような結果が出ない下積み時代の活力の源は、それが「好き」という気持ちであり、結果が出ない時期も焦らなくてよいための、今回のヨッピーさん本のテーマ「副業で"好き"をやろう」でした。


ただ、ここで終わってしまうと前回のちきりんさん本エントリからの僕の進歩がないので、今回はまたもう一歩話を進めます。

 

下積みの話は公にするべきか


前置きが長くなりました、今回のテーマは「下積みの話(苦労話や努力云々)は、公にすべきなのか」問題です。


僕の肌感覚ですが、これまでの時代は、苦労話や努力云々の話は「隠すのが美徳」という風潮があったと思います。


ただ結論からいうと、これからの時代はどんどん公にしていくべきです。


それには大きく分けて、3つのメリットがあります。

 

1.親近感がわく


まず1つ目は、「親近感がわく」ことです。

 

有名歌手が作った超いい歌よりも、仲のよい友達が作った歌の方が響くことがあるのは、その友達が曲を作った背景を知っているからです。

 

どんな事情があり、どんな苦労があり、どんな苦悩を経て、今の曲が作られたのを知っているから、そんなの応援せずにはいられません。


今回のヨッピーさんの苦労話は、僕にとってはこの①に該当します。


また、最近日本でも少しずつ浸透してきたクラウドファンディングも、ただのお金集めではなく、「共犯者作り」という側面もあります。


お金払ってそのリターンで企画会議などに参加して、自らもその作品に関わっていくと、親近感がわかないはずがありません。

 

2.結果を出した時に叩かれにくい


次に2つ目が、「結果を出した時に叩かれにくい」ことです。


これは1つ目と似ているところもありますが、①は自分への印象を「ゼロ→プラスにするのに対し、②はマイナス→ゼロ」にするイメージです。


よく、成功した経営者などに対して「あいつはただ運が良かったから」「あいつは才能があるから」という僻みの目が向けられます。(本当はそんなことないのですが)


そんな時、自分のその成功に至るまでのプロセス(苦労話)を開示すると、「なんだ、あの人にもそういう時代があったのか」「あいつも色々と大変だったんだな」という思いに変わります。

 

 

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典型的な例が、僕にとっては堀江さんでした。

 

別に嫌いだったわけではないのですが、ライブドア事件の時とか僕は小学生で、何が起こっているのか全く理解できておらず、単に「金の亡者」みたいな漠然とした悪いイメージがありました。


ただ、大学生になってからたまたま手に取った「ゼロ」を読んで、僕の堀江さんに対する印象は540°変わりました。


そこには、TVの画面越しからは全く感じ取ることのできなかった、堀江さんの弱い部分、等身大な部分が赤裸々に書かれていました。


「なんだ、堀江さんも僕と同じ普通の男子学生だったんだ!」という衝撃には、すさまじいものがありました。

 

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堀江さんへの印象は「マイナス→ゼロ」を通り越して、その後一気に「プラス」までいきました


あと、ここからは僕の完全なる邪推ですが、キングコングの西野さんも、最近は数年後の映画公開に備えて、ブログでせっせと「アンチ抹消」に勤しんでいる印象を受けます。


といのも、最近やたらめったら本に直筆サインを何百冊もしたというエントリが多いのです。


そして最後に、


「努力が報われるところを証明する」


的なメッセージ。


西野さんはよく「アンチを大事にしろ」と言っていて、それはそれでまぎれもない本音だと思います。(勝手に話題にしてくれるから)


ただ、数年後に映画を公開していざディズニーを倒すとなった時に、自分のファンの声がアンチの声にかき消されてはいけません。


別にアンチファンになってほしい(プラスの声を拡散してほしい)とまでは思ってないかもしれませんが、少なくとも浅はかな理解によるデマなどで、足を引っ張らないでくれという思いはあるのかもしれません。


西野さんの活動スピードはどんどんと加速していますが、その際に「あいつは実際のところ何もしてない」「小手先の見せ方だけでごまかしている」などの、単に足を引っ張るだけのアンチは不必要です。

 

そういったアンチは、今のうちから芽を摘みにかかっているという、なんの根拠もない僕の勝手な推測です。


(僕自身は西野さん大好きです。ブログも全部読んでるし、レターポットのパトロンにもなったし、本も買いました)

 

3.「コミット」という信用を得られる


最後3つのメリットはおまけみたいなもんですが、「結果や実績がない時点でも人に動いてもらえる可能性が高くなる」ことです。


これは本当におまけです。というか、実際に高くなるかどうかもわからないのですが、今僕が実験していることなので、書いておきます。


2ヶ月ほど前から、僕はとある企業でインターンとして働き始めました。社員の方々、忙しそうに働かれています。


なのでこの状況で入ったばかりでペーペーの僕の案件に少しでもコミットしてもらうには、僕自身のコミット具合を披露するしかないわけです。


「僕はこの案件のためにこういうことをやっています!こんなこともやっています!だから協力お願いします!」


みたいな感じです。

 

それをチャットワークや日報などで出来る限り開示して、なんとか僕に対する優先順位を上げてもらうように努めています。


ただ、絶対にここで気をつけなければいけないのは

 

「この苦労話自体が目的化されてはダメ」

 

というのとです。


これはあくまでも手段というか救済措置というか、苦肉の策というか、結果や実績を残せるまでの「その場しのぎ」です。


開示自体が目的化されてしまうと、「自分はこれだけやっているのだから、結果が出なくても仕方がない」という史上最悪の思考回路が形成されてしまいます。


僕自身も、あくまでも「その場しのぎ」ということを強く言い聞かせながら、日々開示しています。

 

今まではなぜ開示しなかったのか?


というか、逆になぜここまでのメリットがありながら過去のアイドルやスターは自身の過去を披露しなかったのでしょうか。


真相は本人に聞かないとわかりませんが、僕が察するに、「アイドルやスターの方がそういう泥臭い部分を晒すのは、カッコ悪い」という認識があったのだと思います。

 

あとは「ファンの夢を壊してはいけない」というのもあったかもしれません。


アイドルやスターは、「華」の部分だけを見せて、お客からは遠い存在であるのが美徳だったのかもしれません。

 

これからの「演者」と「お客」のありかた


しかしこれからの時代は、使い古された言葉で恐縮ですが「インタラクティブ」の時代です。キンコン西野さんに言わせると、もうインタラクティブすら古くて、"演者"と"お客"の垣根すら消えていく時代がやって来ます。


そんな時に、お高い所に止まっていては、誰も登ってきてくれません。他の演者はちゃんと山のふもとまで下りて、お客と触れ合っているからです。


できるだけファンに自身を開示して目線の高さを合わせていくというのは、これからしばらくの時代には、必須となっていくと思います。

 

ヨッピーさんの苦労話も盛りだくさんの初自著はこちら↓ 

明日クビになっても大丈夫!

明日クビになっても大丈夫!

 

 

Kindle版もあるよ↓ 

明日クビになっても大丈夫! (幻冬舎単行本)

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