ぼくたちが今の時代にすべきことは、筋トレ。
こんにちは、藤本けんたろう(@Kentaro_Fujimo)です。
この記事は、落合陽一さん著「超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト」の感想メモ最終回(第6回)です。
第1回:「人間はAIにできないクリエイティブなことをしよう!」という言葉の無責任さ
第2回:いまコミュニティが流行っている理由と、グローバルとローカルに優劣はないって話
第3回:淡々とやり続けることの大事さと、自分の好きなことの見つけかた
今回は最終回、テーマは「筋トレしよう!」です。
ここまで散々AIやら人工知能やら言ってきて、最後に筋トレってそんな原始的なテーマって、、、、なんだよっそれ!と思ったかもしれません。
しかし、こんなAIやら人工知能やらが台頭する便利な時代だからこそ、「筋トレ」が重要になってくるのです。
つまり、意識的に「筋トレ」をしないと体を動かす機会が、どんどんなくなっている現代てすが、この「身体性」のみこそが、我々人類とAIとの大きな違いです。
「筋トレ」は、人間しかしません。
「体が資本だ」とはよく言われることで、体を動かさないと脳の動きは悪くなります。しかも、健康なときにはそのことに気が付かないのが厄介なところです。だから僕たちは、日頃から体のメンテナンスをしておかなくてはなりません。
でも、面倒くさいですよね、運動って。つらいし、しんどいし。
だから大事なのは、そこに「ゲーム的な要素」を付け足すことです。
そういう意味で、「Pokemon GO」は画期的でした。
あれだけ大勢の人を、あのクソ暑い真夏に喜々として外出させたのは、あとにも先にも「Pokemon GO」だけではないでしょうか。
落合さん曰く、ああいった「位置ゲーム」は、これから増えていく可能性が高いとのことです。
ちなみにぼくは、運動しなきゃいけないけど面倒くさいなと思うときは、カメラを持って外出するようにしています。
そうすると、良い写真を撮りたくて色んなところを出歩くようになるので、結果的に運動もできるというわけです。
別に、ゲームというのがピコピコしたものでなくても、何か運動に付随する「報酬」があればいいわけです。
そうやって、ただ運動しよう!だけだとなかなか腰が上がらないかもしれませんが、なにか出歩くことによる、自分に合った「報酬」を考えることで、体が健康になり、脳の働きが良くなることにも寄与するかもしれませんね。
最後に、「身体性」に関して落合さんがすごく面白いことを言っていたので、それを引用して終わります。
自傷行為は、「これは自傷行為だな」と自覚していれば、別に自傷行為でもいいと思うことがある。たとえば、喫煙行為は緩慢な自殺だし、アルコールも緩慢に体を痛めつけている。(中略)機械はそういった行動を取らないと思うけれど、人間は身体性を持っているがゆえに、そういう薬物を手に入れることで、普段と違った壊れた状態になることができる。その「壊れた状態でしか生まれない何か」というのは確かにあるだろう。お酒を飲むと本音がポロッと出てしまうというのもそうだ。
第1回:「人間はAIにできないクリエイティブなことをしよう!」という言葉の無責任さ
第2回:いまコミュニティが流行っている理由と、グローバルとローカルに優劣はないって話
第3回:淡々とやり続けることの大事さと、自分の好きなことの見つけかた
超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト
- 作者: 落合陽一
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2017/03/18
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (6件) を見る
【記事を書いたよ!!】
— 藤本 けんたろう (@Kentaro_Fujimo) June 5, 2018
渾身の記事を書いたったぜ...!気合たっぷりの5000字弱。日本中の文系ビジネスパーソン、全員に読んでほしい。数式は、一切使ってません。
「ディープラーニングは電子レンジ。」いまさら聞けないAIを、ド文系学生が解説する|株式会社wevnal https://t.co/01kYEJxDcR pic.twitter.com/MpUURWXehw