SNSにおける「FF外から失礼します」は必要なのか?
こんにちは、藤本(@Kentaro_Fujimo)と申します。
先日、下のような記事を読みました。
タイトルで筆者の方の主張は大体わかるので、別に中身は読んでも読まなくてもどちらでも良いです。
ただ、この記事に対する僕の感想が140文字では収まらなさそうだったので、こちらに書くことにします。
記事中における筆者の方の主張を僕なりにまとめると、
①現代は、オフラインとオンラインの境界が曖昧になった。
②だから、オンラインでもオフラインと同じ振る舞いをするようになり、「FF外から失礼します」が定着した。
です。
僕の主張を先に言っておくと、
「①には同意で、②には異論がある」
ということです。
まあ、皆さんも①はそんなに説明は要らないと思います。筆者の方も文中で触れているように、SNSやネットで起きた現象が、そのままリアル世界に影響を与えることも珍しくなくなりました。
肝心なのは②の方です。
僕個人的には、あの「FF外から〜」は不要です。
要らないと思う理由は、大きく分けて2つ。
①その一文を打つ暇があったら、早く本題に入って欲しい
特に Twitterなんかは、140文字と字数に制限があります。
そんな何の意味もない一文打つくらいなら、本題の説明に字数を割いて欲しいです。
良くも悪くも色んな人と交われるのがインターネットの醍醐味だし、交わりたくない人は鍵垢にしてます。
しかも大抵、「FF外から〜」という一文をつける人に限って、一見低姿勢な人と思わせておいて、とんでもないクソリプや過激な発言をします。
その形式ばった社交性はいらないよ!
②「FF外から〜」がリアル世界の初対面の感じから派生しているという筆者の主張は、違うと思う
筆者の方は具体例として、田舎の道端をあげていましたが、強いて言うなら、僕は今回のテーマのルーツは、仕事における電話やメールなどにある、あの最初の長ったらしい挨拶だと思います。
「いつもお世話になっております」とか、あんな感じのやつ。
みんな、それが面倒くさくて嫌だから、ビジネスの場面でもLINEのようなチャット形式のコミュニケーションツールを使い始めています。
だから、筆者の方としては「古き良き日本の習慣が、オンラインにもやってきた」ということなのかもしれませんが、それを言うなら、僕は「悪しき日本の仕事習慣が、オンラインにもやってきてしまった」の方に近いです。
5年後10年後にこの文化、どうなってるんでしょうね〜。というかそもそも、SNSって概念もどうってるんでしょうか?
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