藤本の日記(@Kentaro_Fujimo)

大学生の男です

インパルス板倉さん原作の漫画、「トリガー」と「蟻地獄」が超絶おもしろいから、全力で紹介させてほしい

 

こんにちは、藤本(@Kentaro_Fujimo)と申します。

 

 

f:id:FuJiMoTo:20170901171553j:plain

出典/斜め上からこんにちは

 

写真は僕ではなく、板倉さん。最初に言っておくと、今からインパルス板倉さん原作の漫画「蟻地獄」と「トリガー」を、全力でオススメする。めちゃくちゃ面白かった!!

 

どうやら後から知ったのだけど、この両者の漫画の原作は、小説として書かれていたらしい。お笑いの方も、基本的には板倉さんが書いていて、一捻りした設定のものが多い印象だった。まさか、コントの台本だけでなく、小説を書く才能まであったとは。。

 

両作の原作となった小説→

トリガー

トリガー

 
蟻地獄

蟻地獄

 

 

まずは「蟻地獄」の方。僕は最初にこっちを読破したんだけど、板倉さんが書いたのは、「トリガー」の方が先らしい。

 

あらすじとしては、まず主人公の二村孝次郎は、幼馴染で親友の大塚修平と一緒に、イカサマを使ってカジノでの大儲けを策略する。

 

で、イカサマが成功して、大金を手に入れたかと思いきや、全部バレていて、店のオーナー共々にボコボコにされた挙句、主人公の二村孝次郎は親友の大塚修平を人質に取られてしまう。

 

期日までに300万円を用意しなければ、代わりに親友の臓器を売り飛ばすと言われた主人公は、親友を守るため、その代わりに売り飛ばす臓器を探しに行く、というのが大まかなあらすじ。

 

もう既にここまでのあらすじまでで、話がぶっ飛んでいる。そして、ストーリーももちろん面白いんだけど、それと同じくらいインパクトが強いのがその絵。2作とも、板倉さんは、武村勇治さんという方とタッグを組んでいる。この方の絵がなんともグロテクス笑

 

f:id:FuJiMoTo:20170901172825p:plain

ストーリーの序盤から、遠慮なく主人公が血まみれになる

 

臓器売り飛ばすことを目的にしているくらいだから、バンバン血が出てくる。途中、サイコパスなんかも出てくるんだけど、マジで顔が不気味。そういう絵が苦手な方は、この作品は遠慮して置いた方がいいかもしれない。

 

紹介が遅れたけど、僕がエンターテイメント(映画や漫画、アニメなど)に最も求めることは、「頭を使うこと」、「心理戦」と言い換えてもいい。

 

お互いが複雑な事情を抱えながら、何とか自らの目的を完遂するために脳をフル回転させて、死力の限りを尽くす。僕はそんなストーリーがたまらなく好きだ。他の例を挙げておくと、「鋼の錬金術師」と「HUNTER×HUNTER」。ハガレンは、今冬の実写版を楽しみしているし、HUNTER×HUNTERも連載再開を嬉しく思っている。

 

これを踏まえて、ストーリーの方にもう少し踏み込んでおく。主人公の二村孝次郎はどうやって臓器を探そうかと考え、訪れた場所は「自殺サイト」だった。死人の臓器なら、取っても誰にも迷惑がかからないだろうし、ましてや山奥などの人気のないところで自殺した人なら、臓器も取りやすいし、バレにくい。

 

ということで、二村孝次郎も、自殺志願者を装って、当日の集団自殺会に参加する。までは良かったのだが、他に集まった人たちもどうやら訳ありのようで、そう簡単には死んでくれないし、臓器も取らしてくれない。

 

二村孝次郎は、果たして親友を助けることができるのか!?!?というのが最大の見所だ。

 

f:id:FuJiMoTo:20170901173339p:plain

読んでその後の展開を予測するのに、とても頭を使う!

 

常に予想を裏切られる、ハラハラドキドキの展開に、どんどんとページをめくってしまった。ぜひ、みんなも読んでみてほしい。

 

コミック版→

蟻地獄(1) (ニチブンコミックス)

蟻地獄(1) (ニチブンコミックス)

 

Kindle版→

蟻地獄 1

蟻地獄 1

 

 

 

次は、「トリガー」。

 

こっちの方も、控えめに言って、

 

 

サイコー。

 

またこちらのあらすじも、ぶっ飛んでいる。時代設定は2028年で、世の中はめっちゃ荒れているらしい。それをなんとか収めようと、クーデターを起こして新たに王になった冴木は、「射殺許可法」を制定する。

 

f:id:FuJiMoTo:20170901174451p:plain

設定からして、ぶっ飛んでいる

 

「射殺許可法」とは?


この法によって、各都道府県に1人ずつ「トリガー」が配置されることになる。トリガーは、自分が悪者だと思ったやつは、自由に射殺していい。それで警察に罰されることは、全くない。

 

国王・冴木の考えとしては、民衆はそのようなトリガーの存在に怯えることによって、世の中から犯罪がなくなるというものらしい。

 

話は、一作を通じてずっとつながっているというより、何話かごとにそれぞれの都道府県のトリガーに焦点を当てていくという方式をとっている。

 

序盤では、単に悪いやつにも関わらず、法では裁けない悪人を、トリガーがバンバン撃ち殺していくというスカッとした展開。(遅くなりましたが、こちらの漫画ももれなく死体や血が遠慮なく描かれます)

 

f:id:FuJiMoTo:20170901175018p:plain

「蟻地獄」と同じ原作者、漫画家なので。。

 

ただ、途中からトリガーが一筋縄ではいかなくなる。みんな、それぞれの背景や思いがあって、トリガーになっていて、その銃の使い方も十人十色。そこが、面白い。トリガーのくせに、全く人を撃たない人とか、最終的に自分を撃っちゃう人とか。

 

トリガーは、全部で15人くらい出てくるんだけど、今回はその中でも、僕が一番お気に入りのストーリーを紹介する。

 

f:id:FuJiMoTo:20170901175247p:plain

名ストーリー!

 

彼は、キレイな奥さんもいて可愛い息子もいて、本業の仕事の方も順調で、絵に描いたような、「リア充」。トリガーの仕事も、正義感を持って、忠実にこなしていた。

 

そんなある時、トリガー加瀬智彦の愛妻・陽子が重病にかかってしまう。しかし、その病気を治せるスーパー外科医が、一人だけいた!

 

ただ、そのスーパー外科医には、一つ秘密があった。それは、自分が手術する患者の中で、気に入った女性を、強姦していたのだ。

 

看護師からそれを聞いたトリガー加瀬は、スーパー外科医の元へ行く。しかし、そのスーパー外科医はいたって冷静だった。なぜなら、今、この状況で愛するトリガーの妻を救えるのは、自分しかいないとわかっていたからだ。とことんまでクズやろうな奴だが、実際にトリガーも悩む。今までの自分のトリガーとしてのポリシー「正義」を守るか、妻を守るか。

 

f:id:FuJiMoTo:20170901180827p:plain

f:id:FuJiMoTo:20170901180859p:plain

トリガー加瀬は、愛する家族を守れるか

 

彼の決断とその後の展開には、思わずうるっと来てしまった。

 

そのほかにも、「おお!そう来たか!」と思える展開のトリガーばかりで、次の話が楽しみで仕方なかった。楽しみだけでなく、どこかトリガー皆、寂しげな背中を見せるような場面があり、「正義とは?悪とは?」についても、思わず考えさせられる。

 

 コミック版→

トリガー 1 (マンサンコミックス)

トリガー 1 (マンサンコミックス)

 

 Kindle版→

トリガー(1)

トリガー(1)

 

 

 
そんな僕絶賛の漫画「蟻地獄」と「トリガー」。単行本で買ってもいいのだけど、とりあえず無料で試し読みしたいという人は、漫画アプリ「マンガトリガー」からどうぞ。特に作品のトリガーとは、関係ない。前半というか、結構な量、無料で読める。後半からは有料になるけど。僕は単行本を買わずに、このアプリの中で最後まで読んだ。確か1「話」120円。単行本だと、トリガーの場合、1冊に5~6話収録されてるから、有料以降分は、kindle版だと単行本で買った方が安く、コミックスの方だと同じくらいって感じかな?(Kindle版→497円 コミック版→617円)

 

 

まあとにかく、単行本でもアプリでも、とにかく読んでみてほしい。それを読んだ上で、インパルスのコントなんかも見ると、また違った見え方がしてくるかもしれない。

 

 

ぜひ、ご一読を。生まれて初めて、僕が他人に紹介する漫画。

福島原発の凍土壁工事、水位が逆転する意味がわからなかったから、色々と調べた

 

こんにちは、藤本(@Kentaro_Fujimo)と申します。

 

 

福島原発の汚染水対策として、凍土壁の最終工事が始まったらしいけど、その度に出てくる「水位が逆転するおそれがある」の意味が分からなかった。それは僕が水位は凍土壁の内外という2箇所で考えていたから。「A.凍土壁の外」「B.建屋の外」「C.建屋の中」の3箇所で考えると、合点した。

 

f:id:FuJiMoTo:20170829141810p:plain

 

「凍土壁の内外」で二元論的に考えてしまうと、「凍土壁を作って外から水が入ってこなくなるのに、どうして内側の水位が上がるんだ?」となる。凍土壁の内側で、さらに「建屋の内外」と分けると、一気に解決する。

 

つまり、凍土壁によって水が流れて来なくなる&井戸で汲み上げると、「B.建屋の外」の水位が大きく下がる。そうして「C.建屋の中」より水位が低くなると、建屋の中にある汚染水が建屋の外に流れてしまう。これを、懸念していたのだった。

 

僕と同じ疑問を持ってる人が、日本にあと6人くらいいるはず。そんな方々の助けになればと思って、拙い絵と共に僕なりの現時点での理解を書いた。凍土壁も賛否両論あるようだけど、僕はどちらかの主張をするために、この記事を書いたわけじゃない。というか、現時点で意見を持てるほどに情報を持ちえていない。

 

でもだからこそ、皆で凍土壁、だけじゃなくて原発や福島について考える際、凍土壁の知識は持っておいて損はないなと思って、今回書いた。

 

誰か一人でも、僕と同じような疑問を持った人がググってこの記事にたどり着いてくれたら、うれしい。

 

専門家や詳しい方など、もし間違ってたら、ぜひ教えてください。

「polca(ポルカ)」で支援する際のスムーズな導線設計が、逆にレイトマジョリティへの浸透を妨げるかもしれないという話。

 

こんちには、藤本(@Kentaro_Fujimo)と申します。

 

 

前回は、polcaの基本的なところを書いた。そして今回は予告通り、polca普及の前に立ちはだかるであろう、意外な敵について書いていく。

 

f:id:FuJiMoTo:20170820222641j:plain

 

最初、春先にこのアプリのプレスリリースを見た時、

 

 

レダ

 

 

と思った。

 

ちょうどその頃、とある件で、僕はクラウドファンディングをしようかなと考えていた。だけど、ツイッターのフォロワー数300人弱の僕がSNSで宣伝したところで、拡散力は全く見込めない。

 

当時やろうと思っていたリターンの内容的にも、やったとして、もし支援をもらえるなら周りの知人や友人からが一番可能性が高いかなとか考えていた。(そのクラファンの件については、支援を募ろうと思っていた案件自体の進捗状況があまり芳しくなく、とりあえず保留中)

 

そんな時、「polca(ポルカ)」の存在を知った。これなら、僕みたいな一般ピーポーでも、別にインフルエンサーでなくても、支援を募れるのではないか?もっとゆるくて優しいファンディングができるのではないか?と告知動画を見ただけで伝わってきた。

 


フレンドファンディングアプリ「polca(ポルカ)」 ~誕生日会編~

 

クラファンをできてないフラストレーションが多少溜まっていたこともあり、ポルカはとりあえず何かやろうと思った。多少本来の使い方とはズレていても、新しい経済のあり方を少しでも感じたかった。

 

ちょうど、僕が幹事というか、仕切る予定(サンドウィッチマンのライブに行く)があったので、半ば強引にポルカを活用することにした。立てたイベントの名前は「サンドウィッチマンのライブに行きたい!」と、それっぽくしてみた。目的は「チケット代の徴収」。

 

f:id:FuJiMoTo:20170820225245j:plain

 

この時、一瞬めちゃくちゃ葛藤した。僕の悪い癖「必要以上に気遣いして、自分が気疲れする」がここで発動しかけた。

 

「そんなの当日現金でええやん」と言われるのではないか
「何イキってんねん」とか思われるのではないか
支援誘導画面のURLを貼って、お金払ってくれなかったら気まずくなるなー

 

とか、色んなことが頭をよぎった。けどもう、やると決めたらやる。別にこれを使うことは良いことなんだから、躊躇(ちゅうちょ)する理由はない。なんならむしろ、当日現金を払う手間を省いてくれてありがとうと、感謝して欲しいくらいだ。

 

f:id:FuJiMoTo:20170820230257j:plain

 

最初の反応はまずまず良好だった。ありがとう!とかっていう反応がすぐに返ってきて、なんだ、案外いけるんじゃないか、と思っていた。ただ、ありがとうというのは単に色々と段取りしてくれたことに対する労いで、別にポルカを紹介してくれたことに対する感謝ではなかったのだろうか。そこから2~3日、待てど暮らせど支援の通知が来ない。1人、すぐにアカウントを作ってくれた友人がいたけど、ウォッチだけで支援まではしてくれていなかった。やはり、ダメなのか。。

 

一旦、遠回しにリマインド作戦を実行するため、概要メールを貼り付けてグループを稼働させた。これで1人か2人でも払ってくれれば御の字だ。と思っていたら、トントン拍子に支援は進み、あっという間に全員がライブのチケット代を払ってくれた。

 

ヤッターー!!

 

なんだ、案外やってみるもんだな、とか月並みな感想が浮かんできた。

 

当日、友人たちにポルカについての率直な感想を聞いてみた。「登録などの手間は煩わしくなかったか」と。

 

すると「おう、大丈夫やったよ」と嬉しい返答が。別に僕が作った訳ではないけど。というのもpolca(ポルカ)、僕自身が実際にユーザー登録やイベント企画している時に思ったけど、非常に楽だ。

 

入力する情報が本当に少ない。最初は携帯番号入れてSMSで確認コードもらえば、それがパスワード代わりになるし、ユーザー名さえ登録すれば、他の生年月日や性別も入力しなくていい。プロフィール欄を充実させなくていい。「フレンドファンディング」という、そもそもお互いを知っている知人・友人間のみでの支援を想定しているからだろう。これは、クラウドファンディングやVALUとの大きな違いだ。

 

f:id:FuJiMoTo:20170820231552j:plain

カード登録も、超楽ちん

 

あとはクレジットカードも、「カメラで読み取る」を選択すれば、カメラで撮った後、カードの使用期限を入力すれば終わり。めんどくさい何桁もの数字を打たなくていい。因みにイベントを立案するのも、タイトルと写真だけでいいから、慣れれば10分程度で完成する。本当に楽。

 

これだけ簡単なら、めんどくさくて途中離脱などの心配をしなくていい。多分だけど、ポルカの設計に関して、エンジニアの方々やサービス設計者の方は、非常にここら辺は配慮されたと思う。ポルカスタッフの方々、本当に素晴らしいサービスをリリースしてくださり、ありがとうございます。

 

僕は調子に乗って、その日の夜の焼肉もポルカを使った。支払いの際、割り勘にして皆から小銭をジャラジャラともらうのが嫌だったし、ここで僕がカードで払えば、めちゃくちゃカッコいいと思ったからだ。そしたらその店、カード払いがNGで、僕の財布から大量の現金が吹っ飛んだだけだった。。

 

f:id:FuJiMoTo:20170828104954p:plain

 

店を出た後、早速イベントを立てた。タイトルは「焼肉の値段を割り勘したい!」。これに至っては「焼肉に行きたい!」ではなく、もう事後だ。

 

僕はみんなに前回のサンドウィッチマンの支払いの時に、必要な情報は登録してるから、あとは「支援する」ボタンを押すだけだよ。ねっ、楽でしょ!?と、殊更に手軽さを強調しながら支払いを促した。僕が少しでも早く集金するためではなく、ポルカの良さをアピールするためにだ。そしたら、意外な答えが返ってきた。

 

 

 

そんな簡単に支払いできたら、お金払う感覚がなくなって怖いなー

 

 

 

???

 

 

 

なるほど、そう来たか。そうか、ポルカ一般ピーポー普及への障壁は、こんなところに潜んでやがったか。

 

僕は最初、クラウドファンディング、特にフレンドファンディングで知人・友人に支援をしてもらおうと思ったならば、アプリダウンロードからユーザー情報登録、カード登録情報までの手間を超えるメリット、リターンを用意するのがカギだなと考えていた。

 

いや確かに、もちろんそれが基本的な一つの境界にはなると思う。

 

ただ逆に、導線設計が簡単過ぎれば過ぎるほど、ユーザーが抵抗を感じてしまう場合もあるんだということに気づいた。ポルカは特に、クラウドファンディングと違って支援金額が予め決められているから、「支援する」ボタンを押した瞬間に、支援が完了してしまう。僕はこのUXに非常に好感を抱いていた。というか、この「なめらかさ」こそが、家入一真さん、というかcampfireやpolcaの理念の根底にある。

 

 

 

 

この多くの日本人に未だ根強く残るの現金信仰、どっから来てるんだろ。マジで卒論のテーマにしたいくらい。

 

最近も、現状が顕著に出ている記事が出ていた。

 

コンビニの支払い、4割が現金派 - 電子マネーやクレカを使わない理由は?
https://buff.ly/2wU47G4

 

この記事にも出てくる、よく現金主義者が言う「カードだと使いすぎそうで怖い」理論、「部屋にテレビがあると勉強できない」理論くらい、本質からズレてる気がするだけど。。いや、それは自分の意思の問題だろ、と。

 

というか、支払いのタイミング(現金orカード)って、その商品なりサービスなりの購入を決断した後なんだから、購入を迷うタイミングで現金かカードとかってチラついてるの?って不思議なんだが。今財布に2000円しかないから、この服は買えないとか、そういう感じなのかな。本当に欲しい服なら、カードで払ってもそれは「使いすぎ」とは言わないんじゃないか?管理のしやすさで言うなら、使用記録が全部残ってるクレジットの方がいいのではないか?それで毎回、無駄なことに使ったなとかっていう反省がもしあるなら、それを翌月以降に活かせばいいのではないか?

 

なんとか「使いすぎそう」理論を論破しようと思ってたまに考えるんだけど、1分くらい考えると、毎回「それは個々人の勝手か」という結論に達してしまい、彼らのために自分の思考リソースと時間を割くのが勿体無くなってくる。

 

でも、僕の勝手なイメージだけど、自己破産とか借金する人ほど現金主義者っぽいし、高所得者ほどカード支払いしてる気がするだけど。地下経済の人以外は。メルカリとか最近話題の「CASH」ってアプリとか見てても、お金に困っている人ほど、データ上のお金から物理的なお金へ近づいていっている傾向があるような気がする。

 

「それは高所得者で大きい金額払ってるから、カード使ってるんだろ」と反論あるかもしれないけど、それに関しては僕は順番が逆だと思う。現金よりもカード優先して使うマネーリテラシーあるから、高所得者になってる。というか、少額支払いにこそ、カードなり電子マネーを使うべき。だって、小銭ジャラジャラするの、めんどくさい。

 

お金は、貯めるためじゃなくて使うためにある。どんどん使ってグルグル回した方が、みんなが幸せになる。そのためのクラウドファンディングなり、フレンドファンディング。

 

後半はよく分からん、まとまりのない愚痴の羅列みたいな感じになってしまったけど、とりあえず僕が言いたいことは一つ、

 

 

 

ポルカ、ダウンロードしよう」

 

 

 

これだけ。みんな、やさしいお金を感じよう。

 

 

ポルカ」ダウンロードはこちらから↓

 

 

 

関連記事

クラウドファンディングポルカで支援を募ろうと思った時、何が必要なのかについて考えて書いた記事!

これからの時代、「評価経済」「信用経済」の世界で生きてくなら、「教養」という名の保険はいらない。

 

こんにちは、藤本(@Kentaro_Fujimo)と申します。

 

f:id:FuJiMoTo:20170827122221j:plain

 

*連投ツイートをブログへ転載*

 

貨幣経済」から「評価経済」「信用経済」へのシフトみたいな話は最近よく聞くけれど、じゃあどうすれば評価や信用を獲得できるのかってことについて、「嘘をつかない」「約束を守る」ことはもちろん大事。

 

だけど、そういった大前提に加えて、これからの世界で生きやすくなるためには「最低1つ、人より抜きん出たスキルを身につける」ことが大事だと思う。人は結局、自分に利益をもたらしてくれる人を評価するし信用する。その時、やはり他人にギブできるくらいのスキルを持っていると、強い。

 

AirbnbUberなら、最悪、表面上取りつくろっているだけでも、良い評価を得られる。でも、クラウドファンディングをしようと思ったら「全力で感謝します!」より「あなたの似顔絵を書きます!」の方が、プロジェクトにも賛同してもらいやすい。

 

つまり、「オール3」よりも「他はオール1でも1科目だけ成績5」の方が、良い。良いというか、そういう人も快適に過ごせる世界になった。1の科目は、他の人に助けてもらえばいい。その代わり、自分は5の科目を教えるなり披露する。3の成績だと、5の人に負けるから有用性が小さくなってしまう。

 

好きなこと、得意なことを、思いっきりやろう。「教養」という名の、保険はいらない。

広陵高校野球部では、携帯電話もテレビも使えないらしい。 〜中村奨成選手は最近「ブルゾンちえみ」を知った〜

 

こんにちは、藤本(@Kentaro_Fujimo)と申します。

 

 

広陵の中村君が一大旋風を巻き起こしている。めちゃくちゃ打ってて、そりゃもちろんスゴイんだけど、僕は違うところに思いを馳せてしまったので、その連投ツイートをここにまとめておこうと思う。セルフTogetter。

 

2017/08/25【加筆修正】 ツイート埋め込み形式が引くぐらい見にくかったので、ブログ形式に修正した後、字数制限に配慮しなくて良くなったので、数カ所表現をかみ砕きました。

 

f:id:FuJiMoTo:20171006222105p:plain

今年も甲子園は盛り上がった

 

広陵野球部の寮生活では、携帯電話とテレビは禁止、主な情報源が新聞。中村君は最近まで、「ブルゾンちえみ」を知らなかったらしい。別に、僕も最近テレビはあまり見ないし、35億もできなくていいけど、体力も吸収力も破格な10代後半の時間を、スマホなしで世間と隔離するのはどうかなーと思う。

 

中村君みたいに、この先も野球一本で少なくとももう少し先まではやっていける選手はいいけど、そういう選手ばっかりじゃない。これで野球は終わりって子もいる。そうなった時、「体力と根性には自信あります!」より「体力と根性には自信あります!polcaで部費を調達しました」の方が、魅力ある。

 

別にスマホって、ツムツムやモンストする為だけのものじゃないからね。情報収集したり、高校球児ならフォーム撮影したり、より生活を豊かに、便利にするためにある。体力や吸収力あるからこその、他のものにのめり込んでしまわないための、監督なり寮長なりのリスク回避としての施策だろうけど。

 

まあ、全員が世の中にネットを通じて常時接続されている必要はないし、3年間一つのことに徹底的に打ち込んだっていう経験は、それはまた別で大きな財産や他者との差別要因になるから、一概に悪いとは言えない。別に広陵の野球部だけじゃなくて、そういう高校や部活、他にもたくさんありそうだし。

 

それに携帯やテレビ禁止だけでなく、全員丸坊主や夏の炎天下での全力プレーなど、時代錯誤的な面が高校野球人気の一つの理由でもあると思うから、そこは難しい。とりあえずサザエさん的なジレンマにだけは陥らないように気をつけてほしい。陥らないと思うけど。

 

こういうの、元高校球児から言うと、こういう批判的思考というか、客観的に「高校野球」を考える機会すら無かった。グラウンド以外で過ごす時間も、得る情報もほとんどなかったから。普通の公立高校ですらこれだから、最初に挙げた広陵の子はホント野球以外、何も知らないと思うよ。知らんけど。

 

別に今回例に挙げたような、広陵野球部のやり方が悪いっていうことではなくて、それぞれのやり方があっていいいし、選手たちもそこに自ら飛び込むならそれはもちろん頑張って欲しい。けどその一方で、外界との情報を遮断することは、上に書いたような懸念があることは理解した上で、のめり込むならのめり込んだほうがいいと思う。

 

僕が高校球児の時、本当に何も知らなかったし、何も考えてなかったから。

 

もし少しでも知ってたら考えてたら、何か違うかなと思うから。

話題沸騰の新サービス、「polca」の始め方・支援のされ方・仕方

 

こんにちは、藤本(@Kentaro_Fujimo)と申します。

 

 

ちょっと一段楽ついて、指南書を書くタイミングとしては完全に気を逸した。だけどその分、わかりやすいように写真満載にしたし、実際にイベント作って成功もした話も掲載してるから、どうかよろしく。

 

目次

 

 

①polcaの始め方 

 

最初にアプリを開くと、こんな感じ。

 

f:id:FuJiMoTo:20170820222641j:plain

 

「はじめる」を押すと、電話番号の入力を要求される。今回、パスワードがない代わりにこの電話番号を利用したSMSが、アカウント認証となる。

 

f:id:FuJiMoTo:20170820223823j:plain   f:id:FuJiMoTo:20170820223846j:plain

 

あとはユーザー名を入れるだけ。これで、初期登録はすべて終了。ラク!

 

f:id:FuJiMoTo:20170820224238j:plain

 

下の画像は、ホーム画面。一番左の「アクティビティ」のところに、自分や友人のイベントに関する情報が、タイムライン形式で流れる

 

f:id:FuJiMoTo:20170820224348j:plain

 

では次は、「polca支援のもらい方」。

 

②polca支援のされ方

 

ホーム画面真ん中の「はじめる」を押すと、下のような画面に移る。「タイトル」と「詳細」が分かれてないから、タイトルに全情報を注ぎ込むことになる。しかし、あまり長すぎても皆に興味を持ってもらえないから、コンパクトに要旨を伝える必要がある。

 

f:id:FuJiMoTo:20170820225035j:plain

 

今回、僕が立てたイベントは「サンドウィッチマンのライブに行きたい!」。

 

f:id:FuJiMoTo:20170820225245j:plain

 

これ実は、もう既に行くメンバーは決まってた。僕がチケットをまとめ買いしたから、それぞれのチケット代を僕に払ってもらおうと、今回のイベントを立てた。だから、厳密に言うと「共感した人は、支援してほしいなー」じゃなくて、

 

 

 

「イベント参加者は、絶対に払え」である。ちなみにここで、

 

 

 

①そんなの、当日に現金手渡しでいいじゃないか。
②その使い方は、本来のpolcaの理念とは違うのではないか。

という批判コメは、一切受け付けない。

 

タイトルと写真を決めたら、その後の詳細部分に移る。ちなみにライブは1人5000円で、一緒に行く友達は僕入れて4人。それに合わせて金額の箇所を設定した。

 

f:id:FuJiMoTo:20170820225615j:plain

 

詳細の3項目を埋めると、ついに……

 

 

 

カンセーイ!!

 

 

 

campfireとは比較にならない手軽さだ。campfire、プロジェクトやったことないけど。あとはこのURLを、一緒に行く友達に知らせるだけ。

 

f:id:FuJiMoTo:20170820225848j:plain   f:id:FuJiMoTo:20170820230257j:plain

 
ちなみに、ウォッチした人に対して、「お願い」でプッシュ通知をして、最後の一押しをすることもできる。

 

f:id:FuJiMoTo:20170820230454j:plain

 

無事に「集金」後、支援を締め切った。チケットを4枚しか買ってないから、むしろこれ以上支援されても困る。僕は今回締め切ったけど、必要金額が集まっても、時限ギリギリまで継続することもできる。多分、期限は「1ヶ月」に自動設定されてるのかな?

 

f:id:FuJiMoTo:20170820230657j:plain

 

支援してもらったお金は、polcaのアカウントに貯蓄される。現金化して引き出したいときは、口座を登録すればOK。

 

f:id:FuJiMoTo:20170820230902j:plain   f:id:FuJiMoTo:20170820230959j:plain

 

最後に、「polca支援の仕方」。

③polca支援の仕方

 

とりあえず何か支援したかったので、家入さんがイベントをやっていたのを思い出し、TwitterからURLを拾ってきた。

 

f:id:FuJiMoTo:20170820231435j:plain

 

「支援する」を押すと、支払い方法の設定画面に移る。

 

f:id:FuJiMoTo:20170820231530j:plain 

 

これ毎回、クレジットカードの番号を打つのが面倒くさいんだけど、「カメラで読み取る」を選択すると、カードを撮影した後、有効期限を入力するだけでよかった。ラク!

 

f:id:FuJiMoTo:20170820231552j:plain

 

支援を完了すると…

 

 

 

f:id:FuJiMoTo:20170820231810j:plain

 

イベント立案者からメッセージが!家入さん!!

 

 

 

ということで、polcaの始め方と支援のされ方と仕方。次回、少し違う観点からpolcaにについて書く。テーマは日本で未だ根強く信仰される、「現金教」について。個人的に、polca最大の敵は、コイツなんじゃないかと思っている。

 

この記事!!!↓↓↓

最近「世界の果てまでイッテQ!」の視聴率が高いのは、YouTuberのおかげだと思う。

 

こんにちは、藤本(@Kentaro_Fujimo)と申します。

 


「世界の果てまで行ってQ!」の勢いが止まらない。2007年2月の番組スタートから今年で丸10年。ここに来てのさらなる躍進とは、頭が下がる。

 

しかし、こう言ってはなんだけど、別に何かが急に変わったわけではない。何ならむしろ、「ベッキー」という看板娘を欠いて、戦力的にはダウンしたはずだ。

 

なのに、視聴率は右肩上がり。だから僕は、視聴率がここに来て上昇してきた要因は、外部的要因、具体的に言うなら「視聴者がイッテQ!のスゴさに改めて気づき始めた」ことだと思う。

 

f:id:FuJiMoTo:20170814220123p:plain

引用/同番組HPより

 

ではなぜ、皆が「イッテQ!のスゴさ」を改めて認識し始めたのか?これについて僕は、「YouTuberの盛り上がり」が最も大きな理由だと考えている。

 

YouTubeで若者に特に人気なのが、「やってみた系」YouTuber。みんながやりそうでやらなかったことを、実際にやってみて動画にまとめる。

 

人気YouTuberの一人、「はじめしゃちょー」。

 

僕もスキマ時間などに楽しく見させてもらっているが、そんな時、皆ふと気づいたに違いない。

 

 

 

「あれこれって、もっと大きい予算で、もっと大きい規模で、どっかでやってなかったっけ?」

 

 

 

そう、それこそがテレビだ。テレビなら、YouTuberのやっている何倍何十倍の規模・予算で、企画を組むことができる。そして、ノイジーマイノリティに負けず、テレビの中でも攻めた企画をし続けていた「イッテQ!」が、ここにきて再評価されているのだと思う。

 

僕も含めた多くの人は、ようやくこの事に気付いたけど、社会派ブロガーことちきりんさんは、3年も前にこのことを指摘していた。

 

 

要はテレビの低迷について考える時、「コンテンツ」と「フォーマット」は分けて考えなければならない。今のテレビ低迷の大きな要因は、利便性に欠ける「フォーマット」の方にあって、「コンテンツ」自体はネットと比較して格段にクオリティが高い。

 

現状、問題アリアリのテレビの「フォーマット」だけど、そこは「録画」で対応できないわけでもない。

 

つまり、これから「一視聴者」として面白い「コンテンツ」を探す場合、僕たちはテレビを「オワコン」だなんて揶揄してそのままなのは勿体無い。一番美味しいのは、ネット、テレビといった「フォーマット」にこだわることなく、純粋に「コンテンツ」だけをフラットな目で比較することだと思う。そう考えると、テレビもまだまだ捨てたもんじゃない。

 

 

 

関連記事