藤本の日記(@Kentaro_Fujimo)

大学生の男です

半年間の留学生活で感じた、日本と台湾の「サービス」に対する意識の差

 

こんにちは、藤本と申します。

 

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台湾の観光名所「台北101

 

僕は先月まで台湾に半年ほど留学に行っていたのだけど、そこでは日本と比較して「サービス」に対する大きな意識の差を感じた。

 

しばらくすると慣れたけど、来た当初は台湾での飲食店のサービスレベルの低さに驚愕した。なんせ、ウェイターにヤル気がなさすぎる。料理を運ぶ以外の仕事をまったくしない。暇になったらレジでかがみ込んでスマホゲームをしている。とにかくげんなりした。

 

けど、しばらくして色んな飲食店に行くようになって気付いたけど、台湾で少し単価の高いお店に行くと必ずあるのが「サービス料10%」。日本では本当に高いお店でしか請求されないから、学生の僕にはあまり馴染みがないけど、台湾では普通にバンバンサービス料を請求される。

 

でも、そういうお店に行くと日本の飲食店の雰囲気を少し思い出す。そもそも水が無料で用意されている(台湾の個人でやっているような小さいお店では、水が有料、もしくはそもそも店に水が用意されていなくて各自持参というケースも珍しくない)、そして水がなくなったら注ぎに来てくれる、机やイスがキレイなどなど。

 

こんな(日本では)当たり前のことが、台湾ではとっても快適に感じられる。同じくインドネシアから留学してきていた子に聞いてみたところ、彼女の国では台湾以上に店に無料でお水が置いてある店が少ないそうだ。つまり、このことが他店との差別化要素になる。

 

日本では「サービス」=「無料」というイメージが定着しているけど、海外では「サービス」=「料理とは別物」、「料理とは別にお金を頂戴するもの」という認識なのかなと感じた。

 

日本のこの贅沢過ぎる当たり前が日本のサービス業の生産性を損なっている一因にもなっていると思う。ただ、これによって日本の快適な生活が担保されている面もあり、一個人としては非常にどうするかは難しいところではあるけれど。。

 

ただ、客観的な正論としてはやはり、日本人も「サービス」=「有料、別料金」という認識をもち、店側もそれを料金に反映させていくべきなのかなあと思った台湾での日々。

 

こういう影響を受けてなのか、日本に帰ってきてから高いレストランとかを見かけると、なぜか嬉しくなる。これがいい傾向なのかどうかとかは分からないけど、嬉しくなるだけで、実際に入るわけではない。

 

 

 

 

 

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