藤本の日記(@Kentaro_Fujimo)

自分をポケモンに例えるなら、メタモン。

2017年WBCの決勝リーグ、日本にいる中継ぎ投手はオープン戦サボってでも応援した方がいい。

WBC、たまらなく面白いじゃないか!始まるまでは、メジャーリーガーは青木だけだは、我らが希望の星だった「大谷翔平」まで辞退するはで、正直マイナス要素しか見当たらなかった。ただ、いざ蓋を開けてみると、日本代表史上初の全勝での決勝リーグ進出という絶好調っぷり。開幕前の下馬評との高低差ありすぎて、耳キーンなるわ。世間やマスコミのガヤは、サバンナ八木の一発ギャグ後くらい、静かに止んでしまった。結局、世の中「結果」が全てなのである。

 

「結果」と言えば、今回のWBC、専門リリーバーがかなり貢献しているように思う。この点については、実際に小久保監督も「小刻みな継投策」を明言している。

 

侍小久保監督 大谷不在で“第2先発”廃止 小刻み継投策で戦う― スポニチ Sponichi Annex 野球

 

それでは実際に、専門リリーバーの今大会での成績を見てみよう。

 

秋吉亮 5試合 3回2/3 防御率0.00

あご髭が何とも特徴的なサイドハンド。今大会の防御率は脅威の0.00。バレンティンとのチームメート対決は、ヤクルトファンのおじさんにとってはそれだけでビールが3杯飲めるくらいの、最高の肴になることだろう。 

 

牧田和久 5試合 6回 防御率3.00

日本が誇る最強アンダースロー。西武では「困ったときの牧やん」として起用されているが、今大会ではストッパー的存在。イスラエル戦での3失点は、恐らく「8-0のまま決勝リーグに行っちゃうと気が緩むから、皆の気を引き締めるために」という、牧田なりの気遣いであろう。

 

平野佳寿 5試合 5回 防御率3.60

なにわの鉄腕クローザー。マーリンズ・田沢の代役という形で選出されたものの、その存在感はもはや「代役」の域を超えている。フォークの調子が良さそう。

 

松井裕樹 3試合 2回 2/3 防御率0.00

チーム最年少21歳での選出。リリーバー歴いまだ2年も、その姿は既にしっかりと様になっている。桐光学園時代に1試合22奪三振を記録した「ドクターK」は今なお健在で、今大会でも奪三振数「5」は、イニング数を遥かに上回っている。

 

宮西尚生 3試合 2回 防御率0.00 

投げ方だけでなく、前髪も不規則な中継ぎサウスポー。イニング数こそ登板試合を下回るものの、ここぞという時の大事な場面でしっかりと結果を残してくれている。あのサイドから繰り出されるスライダーはなかなか手強い。

 

岡田俊哉 2試合 1回 防御率0.00

可愛い顔してかつ華奢な外見だからってなめちゃイケない。実は2年連続50試合以上登板のタフネス左腕。今大会でも、数字上はそんなには目立っていないが、オーストラリア戦での満塁併殺斬りには、みんな鳥肌が立ったはず。

 

増井はシーズン後半は先発だったので割愛する。それにしてもどうだろう。なんと6人中4人が防御率0.00という貢献ぶりである。過去2大会と比較すると、かなりリリーバーの存在感が際立っている今大会ではないだろうか。そこで、僕は思ったわけである。

 

今回のWBCで、プロ野球界における中継ぎ投手への風向きが変わるかもしれない。

 

1980年代に投手の分業制が定着して以来、30年ほどの年月を経たが、先発投手と比較して、未だに中継ぎ投手への評価は高いとは言えない。今でも、先発型の投手が不振から脱する際の、経過措置的な意味合いで中継ぎとして起用されたり、「先発よりも中継ぎのほうが、短いイニングだから抑えるのが簡単」といった風潮があるのは否めない。

 

こういった風潮に対して、中継ぎ投手は契約更改の場などで、度々異論を唱えてきた。現メジャーリーガーの上原も、その一人である。

 

 

では本当に、中継ぎ投手は評価されていないのだろうか?評価とは、つまり「金」である。今回選出された投手陣の年俸(推定)で比較してみることにする。なお、増井はグレーゾーンなので計算に含めなかった。

 

まずは先発陣

菅野智之  2億3000万円

則本昂大  2億円

藤浪晋太郎 1億6000万円

石川歩   1億3000万円

武田翔太  1億2000万円

千賀滉大  6500万円

 

千賀のコスパがハンパない。6人の平均年俸は、1.7億円

 

続いて中継ぎ陣

平野佳寿  3億円

宮西尚生  2億円

秋吉亮   1億1000万円

牧田和久  1億円

松井裕樹  9000万円

岡田俊哉  4000万円

 

牧やん思ったよりも安いな。6人の平均年俸は、1.4億円

 

参考

増井浩俊   2億2000万円

 

どうだろうか。各球団のお財布事情や、各選手のプロ年数などはある程度考慮しなければならないが、両グループ間に平均でに3000万円の差があった。この差を大きいと捉えるか小さいと捉えるか、はたまた妥当と捉えるかは個々人によって違うだろう。ただ、それでも中継ぎ陣のほうが平均で年俸が低かったというのは、紛れもない事実である。

 

一応断っておくが、僕は別に、中継ぎ投手に肩入れしたいというわけではない。そもそも、ここまで書いておいてなんだが、僕は一応高校球児であったものの、ポジションは外野手で、マウンドになんて一度も上がったことがなく、投手の心理なんて、僕にとっては沖縄基地問題と同じくらい難しくて語れない。だからもしかしたら、今くらいの年俸格差が妥当ということも充分に有り得る。ただ、僕が言いたいのは、今回のWBCでの専門リリーバーの活躍により、中継ぎ投手が訴え続けてきた「毎日コンディションを整え、肩を作る大変さ」「短いイニングだから抑えて当たり前という重圧の中で投げる、精神的な負担」といったものが認められ、年俸相場がUPするチャンスかもしれないよ!ということなのである。

 

先発投手、中継ぎ投手、それぞれの難しさがある。

これは間違いない。

中継ぎ投手の難しさが、適正に年俸に反映されているのか。

これは分からない。

今回のWBC、日本代表の中継ぎ投手の活躍が目覚ましい。

これは間違いない。

今回のWBCを機に、中継ぎ投手の年俸相場がUPするのか。

これは分からない。

僕は、侍ジャパンが優勝することをすっごく願っている。

これは間違いない。

 

結論

「みんなで侍ジャパンを応援しよう。」 

 

 

 

 

 

参考URL

2017年WBC 侍JAPAN『選手成績一覧表』 | 野球小僧

プロ野球選手の年俸ランキング - プロ野球データFreak