藤本の日記(@Kentaro_Fujimo)

自分をポケモンに例えるなら、メタモン。

ブランディングやマーケティングって、「信用を前借りする」ことだと思う

 

こんにちは、藤本(@Kentaro_Fujimo)と申します。

 

僕は、以前のエントリでも書きましたが、先月から、大学を休学してインターンをしています。

 

 

早速、社会人の壁に激突しております。

 

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電柱のイラストしか見つからなかった

 

 

やっぱり、レストランで料理運ぶのとは、少しわけが違いますね。

 

「バイト」と「インターン」って、名前だけじゃなくて、やっぱり中身も違います。

 

どういう壁かというと、ブランディングとか、マーケティングってやつです。

 

Twitterやブログをやっている時は、「あくまでも趣味で、じぶんのやりたいようにやる」という言い訳が邪魔をして、結局最後のところでは、相手のインサイトを探っていませんでした。

 

しかし、実際に対価としてお金を受け取るとなると、話は変わってきます。

 

「どうしたら売れるのか」「消費者は何を求めているのか」について、徹底的に思考を凝らさなければなりません。

 

これまで本気で取り組んでこなかったツケが、今になって回ってきております。

 

ただ、いざじゃあ「ブランディング」や「マーケティング」について考え始めてみると、これほど定義がなく、実体のないものはありません。

 

だったら自分で勝手に腑に落とすしかないなと思って、商売始めたばっかのペーペーの視点から、「ブランディング」や「マーケティング」についての、現時点での考えをまとめることにしました。

 

ブランディングマーケティングって、実際なんなの?

 

結論から言うと、「ブランディング」や「マーケティング(以降、2つを合体させてブランケットと呼びます)って、

 

「消費者からの、信用の前借り」

 

だなって思いました。

 

 

そもそも、なぜブランケットをするのかというと、「いかに消費者に知ってもらい、試してもらうか」に尽きます。

 

中には、チョー有名な大手企業などになると、「いかに忘れられないか」に主眼を置いたブランケットもありますが、世にあるブランケットの大半は、「いかに知ってもらい、いかに試してもらうか」が目的です。

 

特に今のこれだけ情報やモノが溢れている時代、その中から自分のサービスや製品が埋もれることなく、頭一つ抜きん出ることは、とても大変です。

 

よく「騙されたつもりで試してみてください!」なんていう謳い文句を聞くけれど、誰だって騙されたくありません。

 

だから、どうにか消費者が「騙されてないと思っている、自然な状態で」試してもらうために、ブランケットを行うのです。

 

信用を前借りする

 

ここでようやく、冒頭の「信用の前借り」という話に戻ります。

 

とりあえずブランケットが上手くいって、消費者に自分のサービスを試してもらったとします。

 

ここで次の目的は、「いかに消費者に満足してもらって、リピートしてもらうか」です。

 

その際、重要になるのが「消費者から前借りした信用を、何倍にもして返す」ということです。

 

借りたものは、しっかりとその恩も含めて返されなければなりません。

 

返せなかった場合、それは「借信(しゃっしん)」となり、自身の信用を失うことになります。

 

 これからの「信用経済」「評価経済」において、それは致命的なダメージです。

 

信用を貨幣に変換できても、貨幣を信用には変換できません。

 

ですので、目先の貨幣を求めてブランケットの際に「嘘」をつくよりも、信用のために「正直な」ブランケットをすることが大事です。

 

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借りたものはしっかり返す

 

 ここまでが、「売る側」からの、僕のブランケットについての現時点での考察です。

 

少し視点を変えて、ここからは「買う側」からのブランケットについて考えます。

 

上記の内容をふまえた上で、これから時代に人々がサービスを使ったり製品を買う時、重視するのは「どのように」ブランケットしているのかよりも、「誰が」ブランケットしているのかにシフトしていくんじゃないかと思います。

 

「誰が」が重要になってくる、これからの消費行動

 

後者の「誰がブランケットしているのか」は、正確に言うと、「誰がやっている事業なのか、もしくは誰が紹介しているのか」ということです。

 

消費者の行動要因に、属人的な面が増してくるのです。

 

「口コミ」というのは、インターネットとSNSの普及により、物理的な制約を超え、世界中で可視化されるようになりました。

 

つまり、いくら「巧く」ブランケットを行なっても、口コミによってそのサービスや製品の実力が良くも悪くも、明らかになってしまいます。

 

また、新しいサービスや製品を開発する度に自前でブランケットを行なっても、「そんな毎回上手いことできてるわけないだろ!」という、消費者の潜在意識に阻まれます。

 

結局、1つ前の「審査」の段階で落ちてしまい、そもそも消費者から「借信」をしにくくなってしまったのです。

 

じゃあ、消費者が何を基準にサービスや製品を選ぶのかというと、「who」です。

 

「who」にも、大きく分けて2つあります。

 

  1. 「誰が」やっている事業なのか
  2. 「誰が」紹介しているのか

 

です。最初に、①の具体例をあげます。

 

「誰が」やっている事業なのか

 

以前、キングコングの西野さんが、ブログで言及していて印象的だった内容があります。

 

それは、

 

『今の時代、サービスや製品の中身自体は、どれもそんなに変わらない

でもその中でどれを選ぶ方なったら、最終的には"誰が"やっているかを重視する。

例えば、クラウドファンディングのサイトは、どこも大きくは変わらない。

けど僕は家入さんの思いに共感しているから、毎回CAMPFIREを使う。』

 

というものでした。(僕の解釈です)

 

これは本当に、そうだなと思いました。

 

実際、僕も最近レンタルサーバーを借り始めたのですが、ぶっちゃけ、各社の違いがわかりませんでした。

 

細かい差異を比較するのも面倒なので、「ロリポップ」を選びました。

 

これは、先述の家入一真さん(@hbkr)が始めた事業です。クリエイターなどに安く使って欲しいという思いから、めっちゃ安くなっています。

 

僕には、家入さんのそういう思いは、普段のTwitterや記事などを読んでいると本当だなと信用できるし、そういう思いの家入さんの顔も思い浮かんだので、「ロリポップ」にしました。

 

この場合は、ブランケット云々というより、その人や会社自身の普段からの言動などに、信用が集まっているのだと思います。

 

次は、②の「誰が」紹介しているのか、についてです。

 

「誰が」紹介しているのか

 

インフルエンサーマーケティング」などは、ここから来ています。

 

ただ、僕自身はここから先の「インフルエンサーマーケティング」は、インフルエンサー業を生業にしている人よりも、インフルエンサー業を副業としてやっている人が、最強だと思っています。

 

インフルエンサー業を本業としていると、どうしてもそれで食べていくためには、ある程度の「数」をこなさなければいけません。

 

ただ、そうなると前述したように、消費者の潜在意識の中にある「そんなに良いサービスや製品は、頻繁には生まれない」という思いから、どうしても「信用の前借り」をしにくくなります。

 

その点、インフルエンサー業を副業としている人は、極論、別にインフルエンサーとしての収入は「ゼロ」でもよいわけです。

 

そうなると、数は少なくても良いし、ダメだと思ったものは厳しい批評をしても良いし、本当に気に入ったものだけを紹介できるので、「信用の前借り」をしやすい要素しかありません。

 

別にアフィリエイトなどで稼ぐ必要はないにも関わらず、信用を失うリスクを背負ってまでそれを紹介するのは、「これ、めっちゃいいから、どうしてもみんなにも知ってほしい!」という動機しかないわけです。

 

それだけ満を持して紹介するのものなので、実際に使ってみても、良いサービスや製品である確率が非常に高いです。

 

ですので、しっかりと「借信」を何倍にもして消費者に返せて、紹介した人自身の信用はさらに上がるという、好循環になります。

 

例で言うと、さっき言ったキンコン西野さん(@nishinoakihiro)、あとはLINEの田端さん(@tabbata)、ちきりんさん(@InsideCHIKIRIN)などが、それにあたります。

 

「ほぼ日」の偉大さ

 

 ただ、このテーマについて考えていた時、逆説的に「ほぼ日刊イトイ新聞」って、えげつなくスゴいな!!!と気づきました。

 

糸井重里さんのコラム以外は、そんなに読んだことないですが、ほぼ日のビジネスモデルって、広告じゃなくて、例えは良くないですが、アフィリエイトみたいな感じです。

 

記事で商品を紹介して、その商品を買ってもらう。(間違ってたら、ごめんなさい)

 

他にも色々収入はあるし、収益のメインは「ほぼ日手帳」らしいですが、それでもやっぱりスゴいです。

 

ずっと記事を更新し続けるという「量」もこなしながら、魅力的な製品ばかりを紹介し続けるという「質」もしっかり担保している。

 

これ、僕が今回これまで書いてきた内容と、ある意味真逆の道を行っています。

 

これをやるには、「誰がやっている事業なのか(→糸井重里さん)」、「誰が紹介しているのか(→糸井重里さんとその仲間たち)」だけでなく、「どのようにブランケットするか(→どれだけ面白い記事を書けるか)」という、全ての要素が重要になってきます。

 

また、量と質の両方を追求するために、量を凌駕(りょうが)する、「圧倒的な量」に触れ続ける必要があります。

 

これって、メチャクチャ大変で、かつスゴいことです!

 

まとめ?

 

最後は、ほぼ日刊イトイ新聞の偉大さを熱弁する内容になってしまいましたが、要は、

 

「信用は大切にしよう」

 

っていう話でした。

 

じゃあそれで自分は「売る側」からとして考えた時にどうすればいいんだ!という問題は、もう少し考えます。

 

おしまい。

 

 

 

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