伸び悩む時期に支えとなるのは、それが「好きだ」という気持ち
こんにちは、藤本(@Kentaro_Fujimo)と申します。
このエントリは「自分メディア」はこう作る! 大人気ブログの超戦略的運営記の紹介連載エントリ、第9回です。多分、最終回になると思います。
連載ですが、それぞれのエントリは完全に独立しています。
ですので、このエントリだけでも十二分に楽しめます。もちろん、他のエントリだけでも楽しめます。
他の紹介エントリも載せておくので、気になるものがあったら読んでください!
第1回 両方やってみて感じた、「はてなブログ」と「note」の違い
第2回 インターネッツ永遠の議題「匿名or実名論争」にケリをつける、かもしれない。
第3回 読書人永遠の議題「電子書籍or紙論争」にケリをつける、かもしれない。
第4回 ちきりんさんが、「無料で」ブログを書き続けている理由
第6回 今の時代、ネット上で人名だす時は、出来る限り全員「さん」付けしたほうがいい。
第7回 「自分が消費者に合わせるべきか、消費者を自分に合わせるべきか」問題について
最終回(多分)は、自分へのエールも込めた内容にします。
最初に結論を2つ言っておくと、
- 辛抱強くやろう
- 好きなことをやろう
です。
すごい自己啓発っぽい、うそらしい感じになってしまいました。
ですが今回、本著を読んで改めて強く感じたので、このエントリで記しておきます。
辛抱強くやろう
まず、1つ目の「辛抱強くやろう」についてです。
今でこそ、大人気ブロガーとして活躍しているちきりんさん(@InsideCHIKIRIN)ですが、もちろん最初から大人気だったわけではありません。
本著内では、「Chikirinの日記」の月間PV推移が載っていました。
2005年3月開始(この年は記録をとっていませんでした)
2006年 月間3000PV〜5000PV
2007年 月間4000PV〜6000PV
(以下省略)
1年前に読んだときは、これがすごいのかすごくないのかすら、分かりませんでした。
でも今なら、なんとなく分かります。
分かるからこそ、「やっぱり大人気ブログは最初からスゴかったんだな」とは、ならなかったです。
「あれ、今の僕とそこまで大差ないんじゃないか」と思いました。
ちきりんさんは、ブログを始めてから2年目の月間PVが、3000〜5000でした。
僕は、今年の元日からブログを始めたのですが、例えば先月は、月間7769PVありました。
しかしこれは、ちきりんさんにTwitterで僕のブログについて言及してもらうという、ラッキーパンチがあったからです。
実際、ちきりんさんにツイートされた日のPVだけで、3881もありました。
ただ、その前の8月も、月間で2668PVあります。
その月はたしか、何気なく書いたこの記事が、異常に検索から入ってきました↓
広陵高校野球部では、携帯電話もテレビも使えないらしい。 〜中村奨成選手は最近「ブルゾンちえみ」を知った〜
僕みたいなビギナーブロガーでも、月一本程度なら(その人の通常の規模から見た)ヒット記事を生み出せます。
そのヒット記事と、他のエントリのちまちましたPVを合わせると、月3000PVくらいはいけます。
それってつまり、3000PVはそんなにスゴくないということです。
ちきりんさんにも、「そんなにスゴくない」時期があったんです。
ちきりんさんの頃と今とでは、ネットや社会の環境が明らかに違うし、僕の方が恵まれた状況にあることは間違いないです。
ただ、今の大人気ブログも今の僕くらい、静かな時期を経てきてるんだなということを知り、「辛抱強くやろう」と、改めて心に誓いました。
好きなことをやろう
そうは言っても、やはりPVが伸び悩むのはつらいです。
そんな時、僕のタイピングを支えてくれるのは、「文章を書くのが好き」という気持ちです。
巷では、「好きなことをするか」or「得意なことをするか」という議論があります。
最近はなんとなく前者の方が優勢な感じがしますが、前者が強いのは大きく2点あって、その一つが「停滞期に踏ん張れる」ということだと思っています。
「得意」だからやっていると、うまくいかない時は「得意ではなく」なってしまい、頑張ることができなくなるかもしれません。
でも、「好き」だからやっていると、たとえ結果は出ていなくても、その行為自体が既に報酬なので、やり続けることができます。するといずれ、その継続が身を結ぶ時がやってくる場合があります。
耐えるんだ、ジョー!
前者が強い2点目は、「努力に際限がない」ことです。これは矛盾するようですが、「努力を努力と思わない」とも言い換えられます。
「得意」を仕事にしていると、結果さえ出ていれば、就業時間さえ取り組んでいれば、違う時間は他のことをするかもしれません。
けど、「好き」を仕事にしていると、たとえ結果が出ていても、家に帰って寝るときでも、その好きなことを考え続けています。
寝る間を惜しむ
僕は今、インターンでWebライターをやっています。
仕事中も文章を書いているわけですが、家に帰ってきても、こうして文章を書いています。
仕事で仕方なく文を書いている人と、Webライターの息抜きがブログの人とでは、絶対的に書く文章量が違ってきます。
結果的に、文章がうまくなる可能性が高いのは、後者です。
だから、「好きなことをやる」というのは、強いのです。
さいごに
以上が、「辛抱強くやろう」と「好きなことをやろう」という話でした。これで多分、この紹介連載エントリは最終回です。
この本を僕のブログ運営、そしてネット上での振る舞いの指南書として、ブログにTwitterに、これからもガンガンやっていきます↓
そんじゃーね