藤本の日記(@Kentaro_Fujimo)

自分をポケモンに例えるなら、メタモン。

読書人永遠の議題「電子書籍or紙論争」にケリをつける、かもしれない。

 

こんにちは、藤本(@Kentaro_Fujimo)と申します。

 

このエントリは、ちきりんさん著:「自分メディア」はこう作る! 大人気ブログの超戦略的運営記の連載紹介エントリ、第3回です。

 

 

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最近はもうあまり聞かなくなったけど、数年前は、毎年のように「電子書籍元年」という言葉を耳にしていた。

 

最近あまり聞かなくなったということは、それなりに浸透してきたということだろうか。ただ逆に、電子書籍が普及するにつれて、「紙の本」の存在意義なんかも見直されるようになってきていると思う。

 

Kindle派か?紙派か?

 

ちなみに僕は、ある本が紙とKindle両方のフォーマットで出版されていたら、基本的にはKindle版を選んでいる。持ち運びが楽だし、気になった箇所に気軽にマーカーを引ける。後からネット上に感想なんかを書くときに、簡単にコピペできる。移動中に読む時は、紙の本のようにいちいち鞄(かばん)から取り出さなくても良い。最初の頃は、スマホで長文を読むのはしんどかったけど、慣れた今は問題ない。

 

あと、普段は滅多に読まないけど、ごく稀の小説の時は別だ。小説は、Kindle版が出ていても、紙の方で買う。これは、僕が小説に求めるものが「エンタテイメント」だから。あの紙のめくる感じや重み、装丁まで含めて、一つの作品。逆に、ビジネス書や教養書は、容赦なくKindle版を買う。僕が後者に求めているのは「情報」だからだ。そういう意味で、完全に紙の本の反対派ではない。ただ、基本的にはKindle推奨派。

 

キンコン西野さんは紙派

 

Kindle推奨派の僕が、最近、頭の片隅に残っているのは、キングコング西野亮廣さんの言葉だ。TV以外の世界でも色んなビジネスをしてて、イメージだけだと完全にKindle派っぽいのに、西野さんは完全に紙派だ。自身が手がける本も、紙しか出さない。

(来月発売の新著「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」は、海外ファンからの要望もあり、Kindle版を出す模様)

  

それは、西野さんが「電子書籍には未来がない」と考えているから。単純に紙の方が人の温度を感じられて好きっていうのもあるらしいけど、西野さん曰く、未来があるのは紙の方らしい。

 

ちきりんさんの戦略的「紙書籍活用法」

 

自分が読む際にKindle派か紙派かは置いといて、出版する側の人からすると、紙の本にはまだまだ魅力がたくさんあるようだ。なるほどなーと思ったのが、ちきりん(@InsideCHIKIRIN)さんが本を書くときに、紙媒体で出す目的だった。

 

最初に言っておくと、ちきりんさんの最優先事項は、自身のブログ運営だ。そのための手段としての、紙の本の出版。

 

そして、どうすれば自身と同じような価値観を持った読者を、もっと増やせるだろうかと考えた。

 

ちきりんさんは、紙の本を出す時点で、既にネット界ではかなり有名になっていた。ここからさらに新しい層にリーチするには、普段ネットに頻繁には接していない人々に知ってもらう必要がある。それが「紙の書籍」だった。実際、出した本が売れてから、取材依頼者やブログの読者層が、大きく変わった。

 

(ここらへんの詳細は、ちきりんさん著「自分メディア」はこう作る! 大人気ブログの超戦略的運営記に書いてある)

 

堀江さんの戦略的「紙書籍活用法」


紙の本の他の活用方法と言えば、堀江さんの考え方も勉強になった。

(ここからは、これまでの堀江さんの紙の書籍に関する発言を、僕なりに解釈)


本に関する堀江さんの意見が、東国原さんとの泥沼バトルに発展した記事→

news.livedoor.com

 

結局、紙の本を出すことは「信用」なのだと。売れるか売れないかという問題以上に、本屋さんでコーナーを設けてもらったり、平積みされていることに、価値がある。多くの人は、まだ紙の本を出したという事実に「すごーい」となるし、本屋でたくさん見かければ、これは世間で流行っているんだな、大事なことなんだなあと感じる。

 

これからの書籍の形

 

電子書籍が普及してきたとはいえ、まだまだ世の中のマジョリティは、紙の方だ。


ということで、紙の本にはまだまだ「信用」や「世論形成」といった力がある。ただ、これは今後電子書籍が浸透した場合に失われる、「時間の問題」の話かもしれない。

 

将来的には、紙の本や電子書籍がどうなっているかはわからない。だからこそ、西野さんの「電子書籍には未来がなくて、紙の方にこそ未来がある」という考え方、気になるなあ。この考え方の真意が理解できれば、少しは見えてくるかもしれない。

 

次回連載エントリはこちら↓

fujimoto.hatenadiary.jp