藤本の日記(@Kentaro_Fujimo)

大学生の男です

2020年東京五輪、「最強の侍ジャパン」を結成するにはどうしたらいいか?

 

「075」

 

この数字、なにか分かる?

 

アイドルとも話せる新世代トークアプリ(755)でも、ある時とない時で全然違うやつ(551)でもない。ちなみにだけど「755」の名前の由来は、開発に参加した堀江貴文さんの、刑務所時代の囚人番号だそうだ。どっかで使えるかも。

 

 正解は、WBCで一躍脚光を浴びた「バントのコバちゃん」こと小林誠司の、シーズンでの打率だ。40打数3安打。。

 

勘弁してくれ。一瞬、「鬼肩」とも呼ばれるその強肩を活かすために、投手に転向しちゃったのかと思ったよ。防御率じゃなかったのね、その数字。

 

「疑惑の代表選出」から一気に正捕手まで昇りつめ、「打率.450、1本塁打、6打点」という驚異的な成績を残したWBCの時の小林はどこに行った。.450とは言わないから、せめて.250は打ってくれ!・・・

 

 

ということでWBCだ。小林の話は、いわゆる「イントロダクション」。本題はこれから。

 

今回のテーマはずばり、

 

「どうすれば国際大会で、少なくともNPB選手をフルメンバー招集できるか」だ。

 

MLB選手に関しては、こっちから踏み入れることのできる領域も限られているし、向こうの事情もあるので、まあとりあえず置いておこう。まずは、国内のNPBからだ。

 

現状、国際大会において、12球団が一枚岩となって協力できているとは言い難い。

 

一番顕著な例だと、09年WBCで候補として挙がっていた中日の選手がみんな辞退して、総バッシング食らってた。

 

今回でも、大谷辞退の一件で、色々とドタバタしていたようだ。

 

【検証・小久保ジャパン】球団とNPBと首脳陣チグハグ…大谷欠場防げず

http://bit.ly/2oPiwiM

 

選手選考と起用法に関しては、12球団側と代表側が一番揉めるところだと思う。

 

球団は、チームの中心選手が大会で怪我でもされたらたまったもんじゃないし、選手自身も、例年ならじっくりと調整しているシーズン開幕前の大事な時期に、ハイペースに仕上げて100%のパフォーマンスを発揮しないといけない。

 

何ともリスクがありあまっている。

 

 

 そんな時、スポーツ紙が決まって言うセリフはこうだ。

 

「代表側の権限強化を」

「日本を背負うという志が必要だ」 

 

僕だって、一人のプロ野球ファンとして、「最強の侍ジャパン」を見たい。ただ、そうするための手段を「上からの強制的な押さえつけ」や「奉公の気概」で語ろうというのは、いささか的外れであるように思う。

 

球団も選手も、「仕事」としてプロ野球に関わっている。ボランティアじゃない。バレンティンでもない。

 

そんな人達に、「日本のために、怪我やシーズンでの不調のリスクも顧みずに国際大会に出てくれ!」と、情に訴えかけるのは無理がある。というか、失礼である。あんたら、それで怪我したら責任取ってくれんのかって話である。

 

ならどうするか。結局、最後は人の利己的な部分に訴える。それしかない。つまり、「日本代表が最強になるようなインセンティブを、球団や選手に与える」ってのが、今回の僕の提案だ。

 

例えば、選手に対して考えられのは、

 

  • 国際大会の出場に応じて、FAまでの期間短縮。
  • 国際大会出場翌年のシーズンの成績について、仮に芳しくなくてもあまり年俸が下がらないように、制限をかけられる。
  • 国際大会での活躍に応じては、球団からではなくNPBからの報奨が、特別に与えられる。

 

など。球団に対しては、

 

  • 派遣選手の人数に応じて、1軍のベンチ枠や外国人の登録人数の制限を緩和する。
  • 選手を派遣すればするほど、オールスターの開催球場として招致しやすくなる。
  • ドラフトのくじの順番を繰り上げ。

 

などが挙げられる。他にもまだまだありそうだけど、まあざっとこんな感じ。

 

2020年の東京五輪はシーズン中だし、どうせまた同じような問題が起きるだろうけど、その際に僕が言いたいのは、「日本の栄冠のために」とかの精神論で、選手や球団を動かそうとするは止めようねってこと。

 

そんな強引な手法ではなく、うまいことインセンティブシステムを活用して、球団の方からホイホイ選手を持ってくるような仕組みにしないと。

 

 

以上、これが「どうすれば国際大会で、少なくともNPB選手をフルメンバー招集できるか」についての、僕の提案。

 

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